2006年01月19日

「外国人共生会議(仮称)」という言葉をきっかけに書いてみる

今回は、1月16日の日本経済新聞で気になった記事を取り上げる。
31面の経済教室である。
筆者は日本経団連副会長の宮原賢次さん(住友商事会長でもある)だ。
私が気になった言葉は「外国人共生会議(仮称)」である。

その日に書こうと思っていたのだが、時間がかかってしまった。
ちょっとこのblog〜ブログ〜の趣旨と異なる気もするが、
書きたいので書いておく。 

経済教室というのは、学者や識者があるテーマにそって解説・主張する記事だ。
この記事のタイトルは「東アジア共同体の構築 理念より機能優先せよ」である。
そこそこ長い記事だが、私なりに内容をまとめるとこんな感じだ。

東アジア共同体実現の共通基盤になり得る価値観は、「自由貿易」や「市場経済」である。
この価値観に沿った域内の協力関係を深めるには、EPAやFTAの締結が必要だ。
(EPAとは経済連携協定、FTAとは自由貿易協定の略である)
経済大国である日本は互恵的で質の高いEPA・FTAを域内各国・各地域と結ぶべき。
ところが日本のEPA交渉は期待通りのスピードで進んでいない。
EPAの加速には、外国人労働者の受け入れ促進と農業分野の構造改革を進めるべきだ。
また中国と韓国との間のEPAについても積極的に進めるべきだ。

この文章の外国人労働者受け入れに関連して、
「外国人共生会議(仮称)」という言葉が出てくるのだ。
これに関する部分について以下に引用する。
 外国人労働者に関して日本政府は、単純労働者の受け入れは慎重に対処する一方、専門的・技術的分野の外国人を積極的に受け入れるとの方針をとっている。ところが、先のフィリピンとのEPA合意で受け入れが決まった介護福祉士については、原稿の出入国管理法上の在留資格が定められていない。従って、外国人が介護福祉士の国家資格を取得しても合法的に就労する道は閉ざされており、日比EPAの枠内の限定的な数にとどまってしまう。少子高齢化が急速に進行する中、介護分野は人材の不足感が強く指摘されている。このような分野の有資格者を積極的に受け入れられるよう、在留資格で定めている活動範囲を見直すべきである。

 もちろん、地域社会が外国人を安心して受け入れることができる環境・体制を構築することが前提である。不法滞在者に対する取り締まり強化や在留管理システムの構築、さらには社会保険への加入徹底や子弟教育制度の整備・拡充などが必要である。そのためには、省庁横断的な取り組みが必要である。関係閣僚と民間有識者が参加する「外国人共生会議(仮称)」を内閣府に設置してはどうか。


この部分にある、「外国人共生会議(仮称)」という言葉が私には気になった。
ここでいう共生会議(仮称)が検討するのは、
「不法滞在者に対する取り締まり強化や在留管理システムの構築、
さらには社会保険への加入徹底や子弟教育制度の整備・拡充」になるのだろう。

理屈としては分かる。地域社会の不安も分かる。
だが、このような方法で外国人労働者を管理しきれるのだろうか。
最もよい形で地域社会の一員としてつきあっていけるのだろうか、といってもよい。

労働力として来日した外国人も人である。
長く日本で暮らすうちに、日本に定住したいと思うようになるかもしれない。
日本に家族を呼び寄せて、子供が生まれることもあるだろう。
思うところがあって、介護福祉士以外の仕事を日本でやりたいと思うかもしれない。
気がつくと、日本に根付き、永住する人間が出てくるに違いない。
それがグローバリゼーションだと思う。
(それがバラ色の現実というつもりも、とにかく進めるべきだとも言わないが)

私には、経済教室で提案された方策が、
外国人労働者を、人でなくモノとして効率的に管理するための策に読める。
モノというのは少し変だろうか。召使いとかロボットといえばすっきりするような気がする。
外国人労働者ではなく輸入労働力というべきか。
果たして、日本人というか日本にとって最も効率的な輸入労働力のあり方を考えることが、
「共生」というべきものなのだろうか。

日本で生まれた、元在日韓国人としては気にかかるところだ。

一方で、介護福祉士として外国人を受け入れるという発想には別の興味もある。
介護福祉士は、介護サービスを提供する人だろう。
介護福祉士を通じて、日本人の外国人観が変わる可能性があると考えるからだ。

普通で考えれば、介護サービスの必要な高齢者の家庭に訪れてサービスを提供するはずだ。
在日外国人労働者が、より日常的な風景になる可能性がある。
毎日見かけてサービスを受けるなかで、外国人との共生に別の意味が生まれるかもしれない。

ちょっと、今回書いてきたことは、いろいろと甘い考えだという気もしてきたが、
今回は少し甘いトーンで終わることにする。

ここからはコメントに関するお願いです。
最初にコメントを書かれる際には、自己紹介を一緒に書いてもらえないでしょうか。
年齢とか、学生なのか社会人なのか、簡単な考え方とか、なぜ在日に興味を持つのかとか、
そういったことです。
もしご自身のblog、ブログがあるようなら紹介してもらえるとありがたいです。

理由は、私がこのblog、ブログへの関心を高めることができる、という個人的なものです。
とりあえずしばらくは継続したいので、皆さんのご協力をお願いしています。
コメントの内容をさらに深く理解するヒントにもなると思います。

もちろん、無理に自己紹介をお書きになる必要はありません。
その場合は、書きたいことだけをお書きになってください。
あくまでも私からのお願いです。よろしくお願いします。
posted by knj at 10:42| Comment(25) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
介護福祉士の限定的な就労は日本政府の苦肉の策だろうな。
しかし、その厳しい学歴制限と期限を定められた介護福祉士の就労の先にどのような懸案が待ちかまえている事やら。

在日の立場では今後日本国内に就労する外国人労働者には日本国籍を安易に与えろと主張するかもしれないが、それは日本国民の感情を鑑みない安易な発想だよ。

将来、現在国内で不法就労している中国人、韓国人にも日本国籍を与えるべきという政策を期待しているのだろうか。
上手く、日本国内で生き残った不法滞在者に、在日と同じように安易に国籍を与えるべきか?

まあ、在日の始まりが不法就労、不法滞在だから、日本人からの視点は理解できないでしょうね。




Posted by 社会人 at 2006年01月20日 00:35
>社会人さん
はじめまして、コメントありがとうございます。

一つの考え方としてはその通りだと思います。ただ、外国人を受け入れない場合には、高齢者介護がおそらくはなりたたなくなる。外国人の受け入れがバラ色の未来を約束するとは思いませんが、どちらを選択するべきなのかは、真剣に考えるべきことでしょう。

あえて極論を書きます(社会人さんの考えがそうだとは思いませんが)。

外国人受け入れは日本の治安悪化につながるから反対。老人介護の質が下がるのは仕方がない。これは、一般住民の幸福のために高齢者を切り捨てるということです。

果たして、将来の日本社会をどうするのか。人口が減少している現実のなかで、どのような方策があるのか。これについては真剣に考える必要があるでしょう。

>将来、現在国内で不法就労している中国人、韓国人にも日本国籍を与えるべきという政策を期待しているのだろうか。
>上手く、日本国内で生き残った不法滞在者に、在日と同じように安易に国籍を与えるべきか?
一定期間、日本できちんと働いている人間には、国籍を与えることはあり得るんじゃないですか。現在も、永住許可や帰化の制度はあるわけです。不法に入国はしたが、何年も誠実に働いてきた人間に永住権を与える(国籍取得を認める)のかどうか、これは国としての考え方問題だと思います。私は、不法に入国した人間に対しては、絶対に永住権を与えない(国籍を取得させない)という考え方は、非現実的だと思います。

>まあ、在日の始まりが不法就労、不法滞在だから、日本人からの視点は理解できないでしょうね。
いろんな人のコメントにも書きましたが、私も今は日本人です。「日本人」の視点というものは、そこまで単純ではないと思います。
Posted by knj at 2006年01月20日 09:15
>一定期間、日本できちんと働いている人間には、国籍を与えることはあり得るんじゃないですか。

こんな理由で国籍なんかやれるかよ。ほんと頭の中お花畑だね。

>永住許可や帰化の制度はあるわけです。不法に入国はしたが、何年も誠実に働いてきた人間に永住権を与える(国籍取得を認める)のかどうか、これは国としての考え方問題だと思います。私は、不法に入国した人間に対しては、絶対に永住権を与えない(国籍を取得させない)という考え方は、非現実的だと思います。

自分と同じ境遇だからって擁護するなよ。
電波野郎
Posted by ダニエラ at 2006年01月20日 21:03
犯罪行為を犯してまで住み着き、真面目に働いていたから国籍を与えるのは、法を無視した行為ですよ。

大前提:違法に他国に入国した行為は犯罪。

これを無視して在日に特別永住許可を与えている日本が間違っているよな。


日本国籍に安易に帰化できる在日って、
在日1世の犯罪行為を弾劾しない無能な集団なのだろうか?
Posted by とも at 2006年01月21日 01:16
不法入国に国籍与えるって考えが世界的に見て非現実的かわかってないんだろうな。
Posted by at 2006年01月21日 03:19
>ともさん
はじめまして、コメントどうも。個人的見解を書かれるのはご自由ですが、あまり現実とはマッチしないご意見ではないでしょう。これも私の個人的見解になるのかな。

>ダニエラさん

>電波野郎
またひどい表現ですね。以前、「不法入国者の子孫に荒らし認定されるとは・・・俺も落ちたもんだ。」と書かれていましたが、こうやって自分で自分をおとしめていらっしゃるのだと思います。
Posted by knj at 2006年01月22日 02:49
>またひどい表現ですね。以前、「不法入国者の子孫に荒らし認定されるとは・・・俺も落ちたもんだ。」と書かれていましたが、こうやって自分で自分をおとしめていらっしゃるのだと思います。


法の問題提起は無視ですか(笑)
朝鮮人らしい法を法とも思わない意見ですな。
自分が気が違っている事にも気づかないなんて電波以下ですね。
Posted by at 2006年01月26日 18:44
上はダニエラ
Posted by ダニエラ at 2006年01月26日 18:45
>ダニエラさん
あまり他人とのコミュニケーションがお上手ではないようなので、一応書いておきます。

現時点で、私はダニエラさんと積極的にコミュニケーションをとるつもりはありません。他人とコミュニケーションをとろうとしてこのblogに書き込んでいるとは思えないからです。おそらくはネットからコピペしたであろう、いい加減な書き込みでは、他人とコミュニケーションできませんよ。

ダニエラさんは、私の友人でもないし、何の義理もありません。軽く挑発した感じの文章に、私を動かす力はありません。私が何か対応したい、と思うようなことを書かなければ、私がダニエラさんの望むように動くことはないです。

以前紹介した「限界の思考」などを読まれて、他人とのコミュニケーションの取り方について、じっくりと一人で再考されるのがよいと思います。
Posted by knj at 2006年01月28日 00:44
お久しぶりです。

ちょっと思うところがありコメントさせて頂きます。

当たり前ですが「共生」の対象になるのは不法滞在者や不法就労者を除いた善良な市民としての外国人です。増加の一途をたどる中国人・コリアンの不法滞在者の取り締まりは当然だと思います。

それから、60代50代で苦しい生活をしている日本人の実態を見る限り、単純労働者であり、不法滞在者や不法就労者たる外国人に労働競争で敗れた結果、失業し路上生活に追いやられております。

そう考えると、政府が単純労働者の受け入れに慎重なのは当然だと思いますよ。「共生」とは日本人の社会的弱者を排撃して成り立つものではありません。たまに、受け入れ論者に「日本人なんてどうでも良い」という人が居ますけれどね。
やはり、厳しい条件を付けた上で、一定の特殊技能者のみを受け入れるべきです。

最後に、外国人を大量に受け入れないと日本の介護が崩壊すると仰っておられますが、それにはちゃんとした根拠がお有りなのでしょうか?興味があります。
Posted by うぐぅ at 2006年01月29日 22:14
>うぐぅさん
おひさしぶりです。私もうぐぅさんの書いていらっしゃることには異論があります。順番に書いてみます。

>それから、60代50代で苦しい生活をしている日本人の実態を見る限り、単純労働者であり、不法滞在者や不法就労者たる外国人に労働競争で敗れた結果、失業し路上生活に追いやられております。
そうなんですか?それが「実態」だとは知りませんでしたが、うぐぅさんがそう思われるようになったのはどうしてですか。私の方が興味があります。

>たまに、受け入れ論者に「日本人なんてどうでも良い」という人が居ますけれどね。
そんな「受入れ論者」がいるんですか?私は知りませんでした。

>やはり、厳しい条件を付けた上で、一定の特殊技能者のみを受け入れるべきです。
おっしゃりたいことは分かりますが、日本が人口減少社会に突入すると、この論理を成立させるのはかなり難しいんじゃないでしょうか。「べき」論だからいいのかもしれませんが、現実的ではないような気がします。

>最後に、外国人を大量に受け入れないと日本の介護が崩壊すると仰っておられますが、それにはちゃんとした根拠がお有りなのでしょうか?興味があります。
そう読めましたか。日本経済新聞の日本経団連副会長の書いたものを読んで書いたんですが、根拠を求められるのなら、日本経団連に問い合わせられるのがいいかと思います。というか、日経新聞の記事中にもありますが、一にも二にも少子高齢化の急速な進展ということでしょう。
Posted by knj at 2006年01月30日 09:19
>そう読めましたか。日本経済新聞の日本経団連副会長の書いたものを読んで書いたんですが、根拠を求められるのなら、日本経団連に問い合わせられるのがいいかと思います。

副会長は流石に >私は、不法に入国した人間に対しては、絶対に永住権を与えない(国籍を取得させない)という考え方は、非現実的だと思います。

なんて意見はいわないよ。在日は資産を置いて帰ってくれ。
Posted by ダニエラ at 2006年02月03日 04:52
>それが「実態」だとは知りませんでしたが、うぐぅさんがそう思われるようになったのはどうしてですか。

東京上野公園のビニールハウスはご存じでしょうか?ホームレスの方々をボランティアで支援したときに、彼らから聞いた事がソースです。「韓国人に飯場から追い出された」と仰る50過ぎの男性も居られました。実際、テレビの取材を見ていてもそう言う方が多かったです。

勿論、近年ではホワイトカラーのホームレスも増えてきましたので、その方達までは分かりません。

>そんな「受入れ論者」がいるんですか?私は知りませんでした。

某,NPO団体で上述の話をしたら、そう言われました。

>日本が人口減少社会に突入すると、この論理を成立させるのはかなり難しいんじゃないでしょうか。

人口減少だから、外国人を大量に受け入れるのが当たり前という人が多いのですが、果たしてそうでしょうか。人口拡大を前提とした社会システムの見直し論の方が現実的だと思います。

>そう読めましたか。日本経済新聞の日本経団連副会長の書いたものを読んで書いたんですが

他人の意見を引用するのであれば明記されるべきでしょうね。結局、ご自分の言葉では「外国人を受け入れないと日本の介護が崩壊する」という説明は出来ないのですね?

私は、お年寄りの中でも労働意欲があり、比較的健常な方々に介護を担って頂ければ崩壊には至らないと思います。

労働市場から老人を敗者として排除し、若い外国人を安く使いたい企業の論理には組みできません。日本の高度成長を底辺で支えたブルーカラーを上野の山にゴミ捨てした失敗を繰り返したくはないです。
Posted by うぐぅ at 2006年02月04日 17:18
外国人を安易に受け入れるのは反対。
一時しのぎにはなっても長期的にみれば何の解決にもならない。それどころか、受け入れる環境を築く事の方が大変だろう。
様々な弊害も覚悟しなくてはならない。
永住すれば親兄弟を呼ぶだろうし、労働者としてやってきた外国人もいずれはお年を召すだろう。その時はさらに外国人を大量に呼び寄せてバランスを取るのか?
移民はどこの国でも社会の底辺に滞留しやすい。フランスの暴動が典型。つまりお互いのためにならない。

最初から永住前提で受け入れるのではなく、ある程度の滞在費用を預金しており、なおかつ日本語をある程度勉強していてる人達に労働ビザを発給し、何年か滞在した上で永住を選択してもらうのが一番だろう。

それと人口事体は別に少なくてもいい。
食料自給率がほぼ100%だった頃の日本の人口は5千万人くらい。今の産業形態では大量の労働者は必要ないので、北欧のように、市場は小さいがGNPと貿易黒字の安定を維持できれば良い。福祉に関してはフリーターや失業者が溢れている状況なので、学校や資格取得の幅を広げれば人手不足にはならない。

本当に問題なのは年齢層のバランスと財政だが、これは外国人を大量入国させてどうにかなる問題ではなく、避けられない高負担社会を今の日本国民が覚悟しているかの問題。
Posted by サラリーマン at 2006年02月05日 03:31
>うぐぅさん
返事遅くなってしまいました。コメントどうも。

個人的経験による見解があるわけですね。なるほど。

>人口減少だから、外国人を大量に受け入れるのが当たり前という人が多いのですが、果たしてそうでしょうか。人口拡大を前提とした社会システムの見直し論の方が現実的だと思います。

これって具体的にはどんな論議なんでしょうか?もう少し詳しく説明してもらえるとありがたいですかね。

>私は、お年寄りの中でも労働意欲があり、比較的健常な方々に介護を担って頂ければ崩壊には至らないと思います。

この部分も興味深いです。高齢者の活用より女性の雇用促進が一般的な回答だという気がしますが、うぐぅさんは高齢者による高齢者の介護に可能性を見出しているわけですね。労働意欲があるのと介護を担うのは少し違うことのような気がしますけど、ひとつの論理としてはわかります。

>労働市場から老人を敗者として排除し、若い外国人を安く使いたい企業の論理には組みできません。日本の高度成長を底辺で支えたブルーカラーを上野の山にゴミ捨てした失敗を繰り返したくはないです。

おっしゃるとおりですが、これは日本企業であり日本政府に対して行動すべきことであって、このblogでまず第一に話すべきことではない気がします。

>サラリーマンさん
こめんとどうも。
永住から帰化への流れについてはその通りでしょう。私も何が何でも日本で働いた外国人をすべて永住させろと書いたつもりはないんですが。働いた外国人の中で、一定数は永住を選択する可能性が高いので、日本で外国人を働かせるなら、その点も考慮すべきだということを書いたつもりだったんですが。

>永住すれば親兄弟を呼ぶだろうし、労働者としてやってきた外国人もいずれはお年を召すだろう。その時はさらに外国人を大量に呼び寄せてバランスを取るのか?
>移民はどこの国でも社会の底辺に滞留しやすい。フランスの暴動が典型。つまりお互いのためにならない。

社会の底辺に滞留しやすいのか、社会の底辺に滞留させてしまうのか、ここは考え方の問題だと思います。

>それと人口事体は別に少なくてもいい。
>食料自給率がほぼ100%だった頃の日本の人口は5千万人くらい。今の産業形態では大量の労働者は必要ないので、北欧のように、市場は小さいがGNPと貿易黒字の安定を維持できれば良い。福祉に関してはフリーターや失業者が溢れている状況なので、学校や資格取得の幅を広げれば人手不足にはならない。

申し訳ないですが、この部分は何をおっしゃりたいのかわかりません。もっとはっきり書くと、「今の産業形態では大量の労働者は必要ないので、北欧のように、市場は小さいがGNPと貿易黒字の安定を維持できれば良い」の部分ですね。
Posted by knj at 2006年02月16日 00:34
>これって具体的にはどんな論議なんでしょうか?もう少し詳しく説明してもらえるとありがたいですかね。

人口減少ですが、これはいずれ収まると推測します。現在の人口減少は団塊ジュニアの女性が高学歴と社会進出によって、家庭より仕事を選んだためだと考えております。
しかし、団塊ジュニア以降は家庭に戻る女性も増えていくでしょうから、人口減少には歯止めがかかります。

だとすれば、現行の社会福祉システムを団塊ジュニアが死ぬまで延命できれば良い訳ですので、年金支給や公共投資をしばらく抑制し、不払い年金の強制徴収と多少の増税で乗り切ってゆくべきでしょう。
外国人を大量に受け入れて、無理矢理人口を増やす必要はないと考えます。と言いますか、日本人の代わりに外国人労働者を受け入れて働いて頂き、税や年金などの負担をお願いすると言う考えは虫が良すぎますね。
日本社会の高齢化が進み年金などの負担が増えれば外国人労働者の多くは日本社会に失望して帰国するでしょう。

>労働意欲があるのと介護を担うのは少し違うことのような気がしますけど、ひとつの論理としてはわかります

献血のように考えればいい。老人同士が互いに介護負担を負う一方で、介護サービスを受ける権利も取得できるとすれば、良いでしょう。実際に一部の自治体でやっているようです。

>これは日本企業であり日本政府に対して行動すべきことであって

これは反日と呼ばれるべき団体や個人に対しても当てはまるべき批判だと考えますが。
Posted by うぐぅ at 2006年02月17日 03:30
>うぐぅさん
いつも、コメントどうも。
私は人口減少論の専門家ではありません。多分、うぐぅさんも違うと思います。どこまでこの話でやり取りできるかわかりませんが、とりあえず私の方からまた書いてみます。

>現在の人口減少は団塊ジュニアの女性が高学歴と社会進出によって、家庭より仕事を選んだためだと考えております。
これは事実として違うんじゃないでしょうか。日本の出生率は1975年から下がりつづけています。団塊ジュニアの話は回答にはなりません。

それから女性は家庭に戻るのでしょうか。私は、女性の社会進出はこれからも続くと思うっています。一つは社会に出て働くのが面白いと考える女性が減るとは思えないこと、もう一つは共働きの方が家計の収入が増えるからです。

>年金支給や公共投資をしばらく抑制し、不払い年金の強制徴収と多少の増税で乗り切ってゆくべきでしょう。

>献血のように考えればいい。老人同士が互いに介護負担を負う一方で、介護サービスを受ける権利も取得できるとすれば、良いでしょう。実際に一部の自治体でやっているようです。

以上の二つの見解をあわせてると、老人福祉を切り詰めるべきだ、という考えのようにも読めます。年金を削り、介護は老人同士で面倒見るべき、と読めばですが。どうなんでしょう。

その一方で、一部の地方自治体の取り組みがどのようなものかは気になりますが。

>外国人を大量に受け入れて、無理矢理人口を増やす必要はないと考えます。と言いますか、日本人の代わりに外国人労働者を受け入れて働いて頂き、税や年金などの負担をお願いすると言う考えは虫が良すぎますね。
>日本社会の高齢化が進み年金などの負担が増えれば外国人労働者の多くは日本社会に失望して帰国するでしょう。
この部分、どうなんでしょうか。私は、とにかくいくらでも外国人を受け入れろ、という文章を書いているつもりはありませんが、これだと日本が衰退していくのはざして受け入れるしかない、とも読めてしまいます。

>これは反日と呼ばれるべき団体や個人に対しても当てはまるべき批判だと考えますが。
「反日と呼ばれる」については、別のコメントへの返事で書きましたので省略します。ちなみにそうした団体や個人の方は、このblogにはコメントをあまり書き込んではいらっしゃらないです。
Posted by knj at 2006年02月18日 18:15
初めてこのブログに入りました。
在日の端くれですが極普通の在日の人達の意見には関心があります。
私は共生と言う言葉は全く信用していませんがそういう言葉が必要であるというのは分かります。
日本人であれ在日であれ外国人であれ日本に住む以上日本をよくしたいというのが基本です。
どのような外国人であろうと日本に住んで幸せになりたいのであれば目指す方向は同じです。
しかしながら戦後の日本の社会にはそれに伴う
努力が如何に厳しいものであるかを理解している人達は少ないのが現状です。
共生は楽しい言葉ではなくて汗と涙で成立する言葉ですが、この基本が多くの日本人と在日の人々に共有されるには多くの時間が必要でしょう。
在日の人々が日本に於いて何らかの積極的な意味を持つとすればその価値観を自ら日本の社会で身をもって示す努力が必要でしょう。
日本人であれ在日であれ外国人であれその方向で努力する人達は日本では少数派に属すること
を自覚しなければなりません。
ちなみに私は日本の少数派であり、在日の少数派です。
Posted by 金 国鎮 at 2006年02月19日 23:49
今回から具体的な話しに移ります。
現在アセアン諸国から医療・福祉関係の人材の受け入れを日本政府に求める声が強くなってきていますがこれは日本の実情を考える中東諸国のようにすんなりと行く話しではありません。
医療のレヴェルと質が日本と中東諸国では全く違います。
日本の風俗・習慣に馴染めない外国人がいきなり日本の医療・福祉の最前線で働くのは無理です。
法務省は今年度から医師・歯科医師・看護師等の日本の国家資格を持つ外国人が日本で働く場合の就業制限を撤廃しましたが在日を除く外国人に対してどの分野であれこれは具体的な分野の国籍の制限を撤廃した例外的なケースであると思います。
これによって看護・医療関係の大学に学ぶ留学生は日本人と同じ条件で日本で働けることになったと思います。
私はこの分野にアジアだけではなくて欧米からも多くの留学生が日本に来ることを望んでいます。
現在厚生労働省は看護医療系の大学を地方の高齢化に伴いほぼ無制限に作っていますが、これ程看護医療系の大学が多いのは世界で日本だけです。
というのは他のアジア諸国にはそれだけの財源もなければ高齢者に向けての看護・医療の配慮もありません。
日本の現実に対応できる留学生はこれから日本で歓迎される時代が来たと思っています。
私は多くの日本人がこれを契機にいい意味で外国人の日本での就業に関心を持つと期待しています。

Posted by 金 国鎮 at 2006年02月20日 21:42
>金国鎮さん
はじめまして、コメントありがとうございます。

私も別に共生という言葉にあこがれはありません。ただ、避けようのない現実だと思っています。

具体的な話を書かれるわけですね。場合によってはご自身のblogを持って、そこに話を書くのも一手だと思います。
Posted by knj at 2006年02月20日 23:40
>金 国鎮さん

この前は、
>具体的な話を書かれるわけですね。場合によってはご自身のblogを持って、そこに話を書くのも一手だと思います。
と書きましたが、金さんの書き込みでこのblogが盛り上がれば、それはそれでいいことだと思います。よろしくお願いします。
Posted by knj at 2006年02月21日 23:51
社会の底辺に滞留しやすいのか、社会の底辺に滞留させてしまうのか、ここは考え方の問題だと思います。>

どうですかね。元々その国の教育を受けていて言語や慣習にハンディが無い国民と、適応するだけで苦労を要する移民に格差が生じるのは世界中の前例がありますからね。

申し訳ないですが、この部分は何をおっしゃりたいのかわかりません。>

簡単に言うと人口減少が問題なのではなく高齢化社会が問題と言う事です。例えばフィンランドという国は人口500万人ですが、世界経済フォーラム報告で国際競争力一位になっています。労働人口が国力を支えるような時代でもありません。
Posted by at 2006年02月22日 23:25
>さん(多分、サラリーマンさんだと思いますが)
コメントどうも、返事遅くなりました。

>どうですかね。元々その国の教育を受けていて言語や慣習にハンディが無い国民と、適応するだけで苦労を要する移民に格差が生じるのは世界中の前例がありますからね。

私のような2世以降について、どう考えるべきなのか、これでは答えにならないんですよ。帰化しているから元(というべきかな?)当事者としての立場から書かせてもらっています。

>簡単に言うと人口減少が問題なのではなく高齢化社会が問題と言う事です。例えばフィンランドという国は人口500万人ですが、世界経済フォーラム報告で国際競争力一位になっています。労働人口が国力を支えるような時代でもありません。

申し訳ないですが、これも何をおっしゃりたいのかよくわかりません。多分、いろいろなことを短く書こうとしすぎているのだと思います。
Posted by knj at 2006年03月01日 00:02
年齢 19
興味を持った理由 隣国だから

偽善だと思う

つまりこの元在日はさ
日本人へ主張、要求ばかりで自分たちは何やってるの?

日本人は在日に何も主張してはいけないかのようだ



例えるなら

多文化共生社会という言葉があるでしょ
よく民潭などが使う言葉です

この多文化には朝鮮文化もあれば日本文化も含まれる
何よりここは日本だから当然

しかしこの言葉は実際には在日が朝鮮文化を擁して日本文化を否定するための口実にしか使われていない


パチンコサラ金ヤクザで日本人を酷使
凶悪犯罪を重ねているような集団がだね
(ごく一部の人って一応言っとく)

一方では自分の不埒な行動ゆえの抗議を
差別だと言い訳している


差別撤廃なんていいながら裏では日本人やその他在日以外の集団を不公平に扱ってるのよ


総連民潭を見てみろよ

「民族の誇り」「祖国統一」「民族の力」


なんですか?
この人たちは

思いっきりナショナリストだよ
(なら祖国で思いっきり奉仕すれば?)


こんな人たちがだよ
自分の普段の行動を省みず日本人へ注文ばかりつけている


一体何時からそんなに偉くなったのか?
まるで日本を一方的に裁く権利のある裁判官にでもなったかのようだし

自分たちに落ち度が無いとでも思ってるの?

世界広しと言えど自分の意思で渡ってきた外国人が一向に帰国せずにひたすら不平不満を言いながら裏では悪さばかり
本国人に注文ばかりつけて自分たちは何も努力しない

なんてのは在日くらいでしょ


話が長くなってまとめると
外国人との共生に日本は努力しろと言う一方で自分たちは日本人との共生に何か努力しているのかと問いたい
(むろん貴方の祖国もね)

差別を批判する一方で自分たちの行う差別、差別への一因になっている犯罪率や反社会的行動への反省を問いたい










ここは




 
Posted by シベリア鶴 at 2006年04月10日 12:18
>シベリア鶴さん
はじめまして。コメントどうも。

>つまりこの元在日はさ
>日本人へ主張、要求ばかりで自分たちは何やってるの?
>
>日本人は在日に何も主張してはいけないかのようだ

全然そんなつもりはないのですが、そう読めましたか。何かこれも詩的な文章で少し分かりにくいですね。あまり実際には在日韓国・朝鮮人と会って話をされた経験がない方ではないかという印象を受けました。間違ってますかね?

ひとつお願いがあります。ネットの文章はあまりつめて書くと読みにくくなりますが、空白が多すぎても読みにくくなります。今後、お書きの際はそのあたりを考えてもらえるとありがたいです。
Posted by knj at 2006年04月17日 00:15
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